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ロマン広場 いつきのみや歴史体験館 高松平家物語歴史館


* ロマン広場 *


いつきのみや歴史体験館の隣にある、斎宮遺跡の発掘後にある、1/10サイズのジオラマです。※↑写真の奥の方にある建物が「いつきのみや歴史体験館」デス

雨ざらしのひろーい野っ原、と思いきや…中央のあたりに小さな建物がちまちまと。
おお、確かに1/10だ!(いや、知らないけど;)
小さな人形が何体か、祭殿?らしき殿舎の前に佇んでおります。



………なるほどね。
うん、なるほどね、という感想。それほどグッとくるものではない、かな?←酷
ですが、姫はというと食いつきまくりです。何が彼女の心の琴線に触れたのでしょう?私にはさっぱり。
実子とはいえ、別の個体。別の人間。別の人格なのだな、と実感した出来事です(そこまで言うか)
ジオラマの間を走り回り、建物内部を覗き込み、人形を探して回ります。

姫  :「ねぇ、ほかのひとたちは?」
旦那:「あーいないねー、滅亡したんじゃない?」

ここは邪馬台国ですか?
滅亡って…;;

悪いがここはさっさと切り上げて、体験館に行きたい私。
誘っても誘っても、諭しても、唆しても、一向に離れようとしない姫。
またもや「置いてっちゃうよ戦法」を試してみるモノの、それじゃー誤魔化されない程度には食いついているようで…物陰に入って姿を消してみるも、彼女はふて腐れながらジオラマの影へと帰って行きました…;;
どんだけ楽しいの!?

仕方がないので戻って、仕方がないのでちょっぴり相手をして、仕方がないので少し放っておいて…だだっぴろい野原の中に、40〜50分くらいはいたような気がします。
そんなこんなしてる間に、お腹がすいたとか言い出す始末で(`‥´)=3
けど、この機会を見逃したりしませんよ私は!(力瘤)

「何か昔の美味しいお菓子があるかもしれないよ〜?」

と唆す(笑)
まんまとノセられる。
ようやく連れ出せる。
やっと念願叶って、体験館へ〜〜≫≫≫








 
* いつきのみや歴史体験館 *

来たよ!来た来た、ようやくやってきましたこの場所へ!!o(≧∇≦)o



外観は、寝殿造りのそこそこ広い建物。特に、ロマン広場の方から見ると、江刺藤原の郷を彷彿とさせます。うん、素敵〜vv
入り口は寝殿造りの「中廊門」を想定しているらしく、それだけでもヘラリと頬が緩んでしまうのです。

中に入ると、一番最初に目がいくのは…



≪葱華輦(そうかれん)≫


どど〜〜ん!
これは実際に乗って写真が撮れます。
天皇が神事や臨時の行幸に用いる輿で、皇后と斎王も乗用が許されていたんですって。屋上の葱坊主形の吉祥飾りから葱華輦と呼ばれているらしいです。
是非とも装束試着体験をしたついでに、これに乗って写真を撮りたいモノですね。
意外に小さいな〜と思って、実物大なのか聞いてみたのですが…よく分からないと言うことです;;でも、実物に近いは近いようで、実際にはもう少し屋根が低かったかもしれない、と。

乗ってみれば一発なんですが、中は畳半畳弱分くらいのスペースしか無く、正座すると上部には50pくらいしか隙間がありません。これでもっと低いとなると…斎宮のジャラジャラした飾りは引っかかったんじゃなかろうかと…。
いや、そもそももっと背が低かったのか?私、162pくらい(縮んでなければ)なので、150pくらいの身長だったと仮定すれば、まぁなんとか数pの余裕はあったかもしれないですね。うん。
天井は格子状の漆塗り?

広さが畳み半帖と仮定すると、牛車のように出衣をしないと乗れなかっただろうなぁ〜。

実際のサイズが分からないようなので、これも想定でしかないのですが…
重量は数十sはあったでしょう。体験館の係員の人も、何かで移動する際は相当大変で…と仰っていました。実物の装飾は、本当の金銀財宝だったことでしょうし、もっと重かったのかもしれません。
それを、12人の男の人が持って歩いたらしいです。

ということで、何となく計算してみましょう〜(いや、かなり適当ですけど!)
まず、一台の重量。これは全然わからない(分かる方がいたら教えてください)ので、見た目の印象で算出してみましょう。


一台の重量  斎宮の体重  着物の重量  その他(斎宮装飾など)  総重量
   100s  +   42s   +   12s   +      5s      =  159s


159sかぁ〜ふむ。
では、持つ人一人当たりの負荷はどれくらいでしょう?


総重量     舎人?  一人当たりの負荷
159s  ÷  12人  =  13.25s


なんだ、そんなもんか。今の姫よりも軽い感じですな。
姫を方肩に座らせて歩く………とりあえずやってみよう。


────重っ!!


頭にしがみつくようにしても、やっぱりそこそこ重い。
これで何q、何十qと歩くとなると…地獄ですな;;
ご苦労様ですm(_ _)m






他に直接体験できるものとなると、
≪貝合わせ≫




本物の貝合わせは、蛤の貝殻の内側に絵が描いてあってそれを合わせる、と言うものですが…さすがにそれはレプリカでも大変なのでしょうか。
貝の内側に描いてあったのは…数字でした(^_^;) まぁ仕方ないよね、ちょっと乱暴に扱えばすぐに欠けちゃうし。

とりあえずやってみましょう。
これ何個あるんだろう?よく分からないけど…数字で言えば46はあったと思うので、たぶん50個弱の貝があったのでしょう。あれ?これって、五十音?「いろは」に関係ある絵が描いてあったのか?よくわからないけど…
特徴のある貝は結構簡単に合わせられますけど、ノー特徴の貝の方が圧倒的。これは難儀します;;
今回の貝は体験館ということもあって、たいして選別してないでしょうが、貴族のお姫様が持ってるような貝合わせセットの貝は、色模様が美しいとか、条件があったことでしょう。
となると、ものっ凄い大変なことになる;;
これは…一刻(約二時間)やそこらは掛かったかもしれないですね。何たってお貴族様はゆったりのったり動くモノでしょうし。
庶民の私がやるように、「コレとコレじゃね?あれ、違う…じゃあコレ?おっしゃーあったり〜♪つぎつぎ〜☆」なんて勢いじゃやらないでしょうから(笑)
しかも、絵がどうだ、この場面は何だとか評しながらやったり、それに付随した貴族間のうわさ話とかもしながら楽しむのでしょう。きっと(知らんけど)
これはもう、半日作業だね!暇人めっ!

でも、意外に熱中すると楽しいモノです。
旦那とふたり、コレだアレだとひっくり返しまくってやりました!
たぶん…20分〜30分くらいは居座ってましたね。あはは〜熱中しすぎ!




≪双六☆≫


写真や風俗博物館とかのHPで、双六盤の写真は見たことありますが、どんな風に遊ぶのかは知らなくて…もちろんこの歴史体験館では遊び方の解説&実際に遊んで見ることができます。おお!なんて親切っ!

とりあえず姫もいることですし、一番簡単な遊び方を試してみることにしま〜す♪

≪つみかえ(という遊びらしい)≫
まず、黒と白を15個ずつ、それぞれの陣地のひとマス目に置きます。(各12マスが自陣)
んで、サイコロを二つ同時に振って、出た数の分だけ進めるわけですが…

@サイコロひとつにつき、ひとつのコマを動かす(計二つのコマを動かす)
Aサイコロの合計数分、ひとつのコマを動かす

と、ふたつのやり方があるようです。
なので、「5」と「6」が出て、一気に11マス進めてゴール☆ってこともできるし、「6」と「7」のマスにひとつずつ置くことが出来ます。(「1」のマスがスタートだからね)
逆に、ゴールまであと「3」マスなのに、サイコロが「4」だったら、一度ゴールしてひとつ戻らなくてはならないと。
うん、現代の双六と同じようなルールですね。

やってみよう。イソイソ…
……意外に難しい; 一気にゴールしてしまうのもいいけれど、そうすると動かない残りのコマが増えてくるし…どれはあと何マスで、サイコロはいくつだからドレを動かして…と考えながらやるのは、結構頭を使います。
うん、姫の数字の勉強にいいかもしれない(笑) これ、作れないかな〜とか、日曜大工大好き人間はつい考えてしまいますね(/▽\*)
子供とやるときには、少し簡単に終了するように、コマ数を減らしてやるほうがいいかもしれません。途中で集中力が切れて、貝遊びする〜なんて事になりかねないので。
うん、まさに姫はそれで…黒と白を取り替えて〜だの、もう一回最初からやろ〜だの、ごちゃごちゃとうるさかったです。チッ

うん、でも勝ったり負けたりしてやる分には、楽しそうです。
他にも遊び方がいくつもあるようで、それによって使うコマの数が違ったりするみたい。
遊び方の紙をもらってきたので、勉強してみよう〜☆



そんでもって、コレも大事です。
≪平安装束体験〜♪≫ :*:・(>∀<)・:*:


って言っても、姫の身長では着付けられる装束がなく…断念したので、今回は私も着付けは止めておきました。
そもそも、姫が体験館にこんなに食いつくなんて思ってもみなかったので…orz こんなに食いつくなら、着付体験、私だけでもしてみればよかったなぁ〜。放っておいても楽しんでたみたいだし!

仕方がないので今回は、出しっぱなしの小袖で我慢、デス。
外の袿と、中に合わせる薄物一枚でしたけど、上手く羽織ればちゃんと着ているようにも見えます。うん、写真の腕次第だね!(≧▽≦)

とりあえず触ってみる。
ペタペタモミモミ。平安時代に着ていたような、純粋な絹だとは間違っても思わないけど…意外に生地が硬いね。もっとへなへなしているのかと思いました。
以前行った、「江刺藤原の郷」でも同じような衣装の試着体験があったけど、あっちはもっとヘナリンっとしていたような気がします。試した人が多くてヘナヘナになっちゃってただけなのかなぁ?
あちらでは直衣の試着や、烏帽子、冠なんかもあったけど、こちらはこの小袖が二種類だけ。もうちょっと簡単に試せるモノがあればいいのになぁ〜。




↑麻桜&旦那…と言いたいところだけど…直衣の簡単試着は無かったので、そこにいらしたマネキンの「ロバート(勝手に命名)」さんと(≧▽≦)
なぜにこんな、どこのお国出身か分からないようなマネキンを…という感じだったので、今回は特別に自家製友雅さんにしてみました(笑)

ちなみに、姫はまるきり藤姫のコスプレo(≧∇≦)o
ああ…シャランラと涼やかに鳴る冠が欲しかった…



私たちがいる間に、たまたまちゃんとした試着体験をした人がいまして。そちらは十二単を纏っていらっしゃいました。
ふぉぉぉ姫だ!姫だ姫だ!!
ああ、今でも悔やまれる…写真撮らせて貰えばよかったなぁ〜
檜扇を持って、御帳台の上に立って写真撮影。うぅん、やっぱり着てみたかった…orz
体験できる所なんて、そんなに無いのに〜(たぶん)



≪お香体験≫


いくつかの種類を聞いてみることが出来ます。
とは言っても、黒方とか侍従とか梅花とか、ちゃんと作られたお香じゃないので「馨しい」とは言えませんけど( ̄‥ ̄)=3
ここにあるお香の材料は一通り聞いてみました。
……なんて言うかあのですね……「クサイ」です、ね;;
見た目も結構グロイ、です。

貝香だったかな?本当に貝みたいな形の、ちょっと黒い物体でした。ええとねぇ…化石みたい?とか。(本当に貝でした…巻き貝の蓋だそう)

麝香は体毛みたいなのがワサワサくっついた物体で、鼻につく饐えたような匂いとか。(チベット高原に生息するジャコウジカ(牡)の香のうらしいです。だから毛…)
六種の薫物の中には、必ずと言っていい程入っているようで…何となく微妙な気分になりました;;(荷葉には入ってないみたい?侍従は、調合によっては入ってるのかな?)

その中で一番マシだったのは、「竜脳」でした。薄荷のドギツイやつみたいな感じかな?蓋を開けて鼻に近づけた瞬間、鼻を刺す刺激が!!思わず顔をしかめて咽せ混みました。(木の心材の隙間にできる結晶。防虫剤として用いられている)
これがどんなお香に入ってる材料なんだろう?
調べてみよう!

どうせなら完成品の代表的なお香も置いて欲しかったなぁ〜。そしたら、こんな匂いの材料から、こんなお香が出来るんだ!ってもっと体験できるのに〜残念。





≪浅沓体験≫


これはもう、是非とも履いてみたかったのですよ姫様!
喜び勇んで履いてきましたともっ!

実際の浅沓は張貫製。それは、木型の上に和紙を何枚も張り、「ふのり」で固めて木型からはずし、表面を漆塗りで仕上げたもの、らしいです。(以前調べたときにはそう書いてあった…と思う)
ってことは、言ってしまえばハリボテってことですね。けど、紙製とは思えない強度がある。らしい?です。
けど、ここではプラスチック製の外に、綿の入った「甲当」がついていました。足の甲が沓に当たると痛くて歩けないから、なんでしょうねぇたぶん。
実際の浅沓にも、白平絹で作った甲当があったようですから、一見すれば同じなのかもしれません。

浅沓は当時の文官が束帯を身につけたとき、もしくは衣冠以下の装束の場合に履いた靴だそうで。武官は浅沓でなく「靴の沓(かのくつ)」という皮に漆を塗ったブーツを履くそうで。ってことは…友雅さんは浅沓は履かないのか…(;?д?) あーでも、普段の直衣や狩衣姿の時には…履く?履く、よ…ね?
束帯で靴の沓はかっこいいけど、直衣で靴の沓は…ちょっと情けなく見える気がするのですよ。
ふぅ〜む…

まぁいいや。←軽

さ〜て、履いてみよう!
まず脚を突っ込む!って、それしかやること無いけど(笑)
足首を固定する物が何もないので、ちょっと足踏みするとするりと脱げてしまいます。一応、24.5p以下のサイズを履いてみたんですけど、足の大きさだけでなく横幅もブカブカでした。
写真でわかるかなぁ?横はガバガバ。縦もガバリン。
甲当の部分は、足の甲の中間くらいまでしかないので、脚を持ち上げただけでブラブラするんですよね…って試行錯誤して歩いていたら、説明書き発見!
平安人は、足の踵を擦るようにして歩いていたので、軽く擦り足のように歩くといい、と。
では試してみましょう!

………歩きニクっ!!

こんなんで本当に歩けるんですか!?
牛歩ですよ、牛歩。ちょっと早足〜なんてデキマセン。即脱げます。



「もうっ!友雅さんの馬鹿!知らないからっ!」
「ちょっ、神子殿!?待ちなさい!神子殿!!」
「来ないでくださいっ!」
「みこっ神子殿!誤解なんだ。話しを…話しを聞いてくれ!」
「あっち行って!知らないんだからっ」
「待ちなさいっ走ると転ぶよ!?怪我するから…うぁぁぁああっがあっと、と、と、(べしゃっ)」
「と…友雅さんっ!?ちょ、ちょっと…大丈夫ですかっ!?」
「ぅつ…っ」
「ちょ…はなっ鼻血!鼻血出てますよ!?大丈夫ですか!?」
「──ぅ、 つかま…え、た」
「え?」
「君に誤解されたまま逃げられるくらいなら、怪我のひとつやふたつ、何てことはないさ」
「──もう、浅沓で走ったらすぐ転ぶんだから…ダメですよ…」
「でもこうして君を腕に閉じこめることが出来たからね、これで…いいのさ」



とか何とか!?うふふふふ〜v
た〜の〜すぃ〜♪ 浅沓ひとつで萌えられる〜(≧▽≦)
てか、文官ってどれだけ動かなくて済むんだよ!?って感じです。
鷹通さん、この沓で怨霊と戦うのは大変だろうなぁ…。その時だけは靴の沓を引っ張り出してきて履いてるのかしら?てか、靴の沓でさえ、足首の締まりはないような気が…これも試せればよかったのになぁ〜




≪蹴鞠≫
今回試すことの出来た蹴鞠の鞠は、ヘロンヘロンで(笑)全く空気が入っていないのですが…不思議なことに、蹴っているうちにどんどん膨らんで行くのです。
係の人に聞いてみたら、もちろん本物は膨らんでいるそうです。けど、「空気が入っている」というより、「皮の固さで丸い形が出来ている」といった方が正しそうですね。
触らせてもらった皮は、スウェードの手入れを全くしなくて毛羽立ち固くなった…ような手触りでした。←わっかんねー;

体験館の庭?に、樹を植えた、専用の蹴鞠コートがあります。
その中で、四方の樹から外に出ないように蹴り続けるのが、蹴鞠のルール。


サッカーが上手な人には大したことないのかもしれませんが、サッカーなんざ体育の授業中くらいしかやったことのない麻桜には、非常に困難を極めます。
本来、足首から下の内側で蹴ることの方が多いみたいですが、コレは膨らんでいないのでそこで蹴ってもちっとも飛ばない。
仕方なく足の甲で蹴ってみたのですが、あらぬ方向に飛んでいくわ、ジャストミートしたと思ったら飛びすぎて受けきれないわ、ちょっと方向を考えると高度が足りないわ…これを落とさずに続けるには、かなりの練習が必要ですね。
これが上手に出来る人は、貴族の中でも一目置かれたりする理由が分かった気がします。



もうもう、楽しいのなんのって!
規模があまり大きくなかったので、それほど時間はいらないかな〜と思っていたのですが、実際には3時間近くいました。
着付け体験をきちんとするなら、余分に1時間は見ておきたいところ。
お近くにお寄りの際は、是非とも脚を運んでみて下さいませv



いつきのみや歴史体験館HP



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